にくうどん

shoka・svaha・shava

むすめふさほせ

女性専用車の独特の香り。複雑に重なり合うこの匂いが小田急線への乗車を拒絶した時期があるから、好きな匂いじゃない。ドアが開く瞬間「プシュ」って数年放置したジャムを開けたような音がする。戸の悪音の裏に隠れているからぜひ聴いてほしい。もう下北なのにまだ匂い残ってるよ。香水なんてものを生み出した人類を恨む。

 

瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に あわんとぞ思う

崇徳院

 

1字決まりってものすごく好きだ。洗練されている感じ。どこで読まれても場面に緊張感が走る。万人に平等な緊張感が走る瞬間というのが好きだ。1字決まりがあるってことは世界がある程度の大きさしかないってこと。最近は、世界の広さに辟易しているから、安心する。このくらいの世界の大きさだったら見つけてもらえる気がする。

 

大学入ってから初めてこんな感想を抱くけど、みんな楽しそうじゃない。表面的に広がっていく自分たちの形を作るのに必死だ。表面張力のない人達が多い。成長していくって表面張力を失う事なんだろうか。

 

性欲に溢れた顔をしている人見るとその人の形が見えなくなる。あるいは地面と一体化する。地面と話すことはあまりなく、世間は厳しい。また、地面から彼あるいは彼女らが隆起してくることはあるのだろうか。

 

百人一首に戻ると、個人的にはわれた末に会うっていうのはあり得なくて、覆水盆に返らずっていうのが好き。やっぱりわれた末にまた会うとよく分かんなくなって、処理が重くなりそうで嫌。

 

人との縁が切れる瞬間がエモい扱いされているのよくわからない。卒業式とかは大量縁切れ会だったから結構頑張って話した。同窓会で、縁を繋ぎ直したり新しく得たりするのは無理だと分かったのはよかった。大きな流れを乗りこなすことが得意な人が多いなと思う。自分は巻き込まれて、翻弄されるので羨ましい。

アイアイアイアイ愛してる



 

穂村弘のエッセイみたいのが書きたいのにもうちょっとよく考えないと書けそうもない。話にオチをつける訓練をもっと頑張らないといけないな。

 

 

学校行くの辛い時期あって、それでずっと悩んでる時期あったんですよ。それで、辛すぎて、小田急新宿駅のホームに入ったら、足にめっちゃ汗かいて、顔色悪くなるって芸習得したんですよ。友達の家行くために小田急一緒に乗ったらテンション下がったねとか、顔色悪いよとか言われるレベルで、その芸発動してたんです。

春休み、書類出しに学校行ったんですけど、途中でその発作起こって、汗ダラダラになって、もうままよと思って寝たんです。そして、なんか気分悪いな寒いなと思ったら、すっごい汗かいてて、コンタクト外れちゃって何も見えなかったんですけど、新宿って分かりましたね。どんなに折り返しても必ず新宿で目が覚める芸も習得しました。

 

 

今日は普通に病みました。自己開示みたいな心理系のグループワークがあったんやけどそこでうまいこと話せんかった。初対面の人間に間違って躁鬱なんすよねって言ったりとか出身高校口走ったり(幸いなことに拾われなかった)、初対面の人との喋り方を完全に忘却してしまった。全然耐えてるんだけどね。

 

 

あとは他の人が思ったより何も考えていないのをまた思い出しました。私って忘れっぽいんだと言っていた助産師志望の人。眩しくて、胎内に戻るところでした。

あとは趣味を聞かれた時に映画です、短歌ですと澱みなく答えられて自分がもう地下アイドルのオタクが抜け切ったんだなと思って安堵した。ゴールデンウィーク最低2個みにいく予定だけど。